序文
ヘイズと光透過率について
まず、RIMプロセスでは主に不透明なポリウレタン(PU)樹脂が使用されることを明確にしておくことが重要です。RIMプロセスの主な用途は、光学レンズや透明カバーではなく、医療機器のケースや自動車のバンパーなど、強度と軽量性を兼ね備えた構造部品や筐体の製造です。
したがって、RIMプロセスは透明部品向けに設計されていないため、RIM材料の「ヘイズ」や「光透過率」については通常議論しません。
RIMの最大の強み:優れた表面品質
RIMプロセスの最大の美観上の利点は、高品質な表面を生成できることです。RIMでは、両面シールを備えた精密アルミ合金製の金型を使用するため、部品の内外面は完全に滑らかで平坦なクラスAの表面仕上げを実現します。つまり、金型から取り出した後、部品は追加の研磨やレベリングをほとんど必要とせず、直接後加工に進むことができます。
一般的な外観仕上げ方法
塗装
塗装は、RIM部品において最も一般的で価値のある仕上げです。優れた表面品質と塗料の密着性により、均一で精緻な高品質な仕上げを容易に実現し、製品デザイナーが求める色と光沢を完璧に再現します。
インモールド塗装
これはRIM独自のより高度な技術です。PU液状原料を注入する前に、特殊な塗料を金型の内壁にスプレーします。 PU材料を注入・硬化させると、塗料が部品表面と化学的に結合し、一体化した部品を形成します。インモールド塗装によって得られる塗装仕上げは、従来の後塗装をはるかに凌駕する密着性と耐摩耗性を誇り、自動車グレードの耐久性を実現します。
結論
まとめると、RIMの外観上の強みは光学的な透明性ではなく、大型部品の製造において比類のないクラスAの表面品質を実現できることにあります。この高品質な表面は塗装に最適な下地となり、洗練された耐久性のある仕上げを容易に実現できます。ハイエンド機器や計器ハウジングの製造において、美観と性能を両立させる理想的なソリューションです。

